私の悩み…
私は朱雀の目を観て頷くと朱雀は…
【もう…。この世に存在せぬ…。遠い昔に人間に破壊されてしまった…。】
朱雀が目を逸らし私に言った。
私は朱雀に新しい孔雀玉を創れば問題は無いんじゃ無いか?と質問してみた。
【創る事は可能だ…だがそれには私の能力を玉に注がねば成らない…。私にはもうそんな力は残ってない…。】
朱雀の言葉が段々、小さく成り…
私は白虎の方を向き白虎にどうすればいいのか?聞いた。
【仕方がない…。私が手伝おう…。手伝う代わりにお前は朱雀の人間嫌いを直してくれ。いいな?】
白虎は朱雀の玉を一緒に復活させてくれると言ってくれた。
私は朱雀に白虎が手助けしてくれるのなら朱雀も文句はないでしょ?と聞くと…
【白虎が…。白虎が私の玉を…。孔雀玉を復活させるのを手伝うと言うのか?】
目を見開き驚いた顔をして言う朱雀に私は白虎の顔と朱雀の顔を交互に観そして過去に白虎と朱雀に何か?あった事を確信した。
過去に何が?あったかは知らない…
でも白虎が朱雀の孔雀玉の復活を手伝ってくれると言うのだから助かる話じゃないと私は思った。