私の悩み…
父の言う通り私はご飯を食べた後、お風呂に入り直ぐに布団の中に入った。
瞼を閉じ…
浮かぶのは白虎の顔や姿…
そして…
私の前から消えた白虎のあの哀しそうな目…
私は白虎に何もしてあげられない自分に腹が立った。
あの寺は白虎にとって大切な場所だったのに私は白虎が他の女性に優しい笑顔や優しい目差しを向けてる事に嫉妬した…
そして私は一番大切な事を忘れてる…
白虎の願い…
私の頭の中や心の中が白い霧や靄がかかってる感じでこのモヤモヤを早く晴らしたかった。
いつの間にか?
私は寝てたみたいで夢を観た。
私にしては珍しくとてもビックリする様な夢だった。
あのお寺で観た女性が私の夢の中に現れたから…
夢の中でその女性は白虎の事を【鎧】と呼んでた。
そしてその女性は…
【私の身体が滅びて無く成っても鎧を想う気持ちは輪廻を繰り返しても忘れる事はない。鎧との約束を何度失敗しても必ず私は果たしてみせる。】
女性はそういい消えた。
それから毎日、この夢を観る様に成った
【貴女はいつ成れば鎧との約束を想い出すの?】
問い掛けられてる夢もあった。