私の悩み…



ヘンテコ虫の事は置いといて…



鎧は本当に疲れてる様子だったから本当に心配してた。


私が鎧達の居る次元へ行くには鎧の白虎の力が必要不可欠だから…
長い時を長い歴史を旅して来た鎧にとって容易では無かった筈…


犠牲にして何か?を得て何かを得る為に何かを棄てなくていけない筈だから…


鎧に無理はして欲しく無かった。


側に居てくれる事は私にとって何よりも心強くそして愛しい人が側に居るだけで気持ちも気分も落ち着くから…
鎧が側に居るだけで廻りから何て言われても何を言われても安心出来るから…


私は鎧に頼り過ぎてるんだと思った。



鎧を休ませてあげるには私がしっかりしなくちゃいけないんだ…


そう思い一生懸命、修業に励んだ。





ヘンテコ虫がまたまた登場し…



私をリラックスさせてくれたのは言うまでも無かった。



でも私の不安と苦悩は消える事は無かった。



私の不安は…

私の苦悩は…



頑張れば頑張る程…




募る一方だった。





< 159 / 270 >

この作品をシェア

pagetop