私の悩み…




その悲惨な出来事があったからそこ今の私が存在しそして考え方を変えた。



【封印】


と言う形を取り…



【奏?移動中も気を抜くな!不安定な異次元の中、何が起きるか?解らないんだからな!】


また…

また鰓に私は怒られてしまった…



【鰓?今はちゃんと波長は同化してる。乱れもない。少しくらい前世の【奏】を観せてやればいいのに…】


鷯が朱雀の姿で話した。


話すと言っても思念で話をしてるにしか過ぎない。



【これから一番の難関を突破すると言うのにそれではダメだろう?鰓の言う通り集中しないと…】


慂も話に加わって来た。



一番の難関?

一体なに?

何がこの先に待ってると言うの?




【この先に次元の安定して無い場所がある。我等は行き来してる故、波長を変えその次元を進む事が出来る。だが奏は初めて行く世界。我等の波長に合わせておかないとたちまち次元の隙間に墜ちそのまま彷徨う事に成る鰓や慂はそれを心配してるのだよ。】


鎧が話してくれた。



私は一点集中を始め四神の波長に一つも狂いが無く合わせる事だけに集中し始めた。



異次元の次元の狭間になんて墜ちたくない。


その一心で…





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