私の悩み…




第四層目に入り第三層目と違いまたまた綺麗な景色が現われた。



【奏?次は第五層目の苦に入り次は第六層目の楽。そして次は難関も難関、一番大変な第七層目に入る。気を引き締めて集中しないといけない…】


鎧は私にそう言った



第七層目が難関中の難関…



一体、第七層目には何が待ち受けてると言うのだろう…


私は鎧に言われ少しビビった。

そして鎧に言われた通り気を集中する事だけに神経を傾け様と思った。



第五層目に入り…

また陣が左右、前後に揺れだした。

私は気を集中させ流れ込んで来るいろんな感情を受け流す様に必死に成って集中した。

陣の揺れも収まり私は無を貫いた。



【もう少ししたら第六層目に入りますからね。】


鷯が優しい言葉を掛けてくれた。



私は返事を頷くまでに止どめ気を集中させた。




第六層目に入り…


大空は真っ青。

地上は花畑や湖、川や山が観えた。

のどかで穏やかな風景に心が癒される…

そんな感じだった。



私はここに人は住んでるのか?
訊いてみると…



【木霊や小人達が住んでいる。】


と鎧が答えた。





< 257 / 270 >

この作品をシェア

pagetop