私の悩み…




鎧になに?途中で会話を切るなんて…


と言うと…




【奏…お前は後悔をして無いのか?我と一緒にこの何も無い場所で一緒に居る事を辛いとは思わぬのか?】


鎧は逆に私に質問をしてきた。



私は鎧と一つに成る事を望んだ。
そして鎧の側にずっと居たいと願った。
愛しい人と永遠に居たいと想った。

だから私は今、鎧の中に居るけど…

その想い、願い、望みが叶い後悔などは無い。



きっと置いて行かれる方が後悔する…

一緒に行けない…

行けなかった事を私は一生後悔する…

そう思ったから私は頑張って鎧達の住むこの場所に来た。



だから後悔はしない


後悔なんて無い。




鎧にそう告げると…




【奏お前がそう思ってくれてるのは嬉しい。我も長年の願いが叶いお前とずっと離れる事なくお前の側に居れる事を願ってた。ようやくその願い叶ったのだからな。】


鎧はそう言った。



鎧の本心だろう…


鎧の本当の気持ち想い、願い、望みだったんだろう…


私は少し疲れたので鎧に寝ると告げた。



鎧は本来の姿のまま私に…



【我の中でゆっくり眠るがいい。そして元気に成ったら我の元に姿を現わしてくれ…我はそれまで奏お前を待つ。】





END



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