私の悩み…
私の服は上が藤色に中が桜色の服。
祖母が茶色の上着に薄い紫の服。
母は大空の澄んだ水色の上着に中はクリーム色の服。
姉が赤色の上着に中が薄い桃色の服。
兄の上着は紺色に中が薄い青色の服。
全ての服には金の刺繍が施され私の上着だけが豪華でそして飾りを施した冠を被ってた。
祖父と父も部屋に入って来て服装を観るとまた違う色の服を着てた。
祖父はモスグリーンの上着に中が薄い茶色の服。そして長いコックさんが被る様な長い帽子に飾りが施され…
父は黄色の上着に中は白の服を着て父もまた祖父と同じ黒の帽子で飾りが祖父とは異なる物を被ってた。
はぁ~…
こりゃ本当に仮装パーティーの始まりですか?
と聞きたく成るくらいの格好だった。
父と祖父は私の姿を観て…
《奏…。用意はいいね?これから儀式を始めるけどもその前に話をしなくちゃいけない事がある。》
二人で真剣な顔して言われるとビビってしまう…
私が頷くと…
「じゃ奏…。そこに座りなさい。」
父に言われその場に正坐をして座った。