私の悩み…




【現に今お前の父のモノがお前の中に入ってるだろう。それがそもそもの証拠と言うものだろうが。でも今から違う。私のサイズに慣れて貰う。】


そう言うと白虎は私の中で大きく膨らみ私はまたのけ反ってしまった。



もう…

無理…



私は止めてと頼んだけど聞き入れてくれる事をせず私はされるがままと成ってしまった。


陣の中は混じりあった血液が生々しくヌルっとした感触で赤い色が赤黒く成り気持ち悪い色を発してた。


ようやく離してくれた白虎に私は陣の外に出ようとしたら…


【無理やり陣の外へ出ようとしたら怪我をする。止めといた方がいいぞ…】

そう言われた。

私が何故?と首を傾げると白虎は…


【この陣は私の結界が張られてる。例え継承者のお前であってもここからは出られん。そへにここは現世とは離れた空間にある。私とお前の姿は誰にも見えんのだよ。】



違う空間?

他の人には見えないと言うの?



【次元の狭間でお前は彷徨いたいか?】



頭を左右に振る私を観て白虎は手招きをし私を呼んだ。



私は仕方なく近づいて行くと…



【ここは私だけの結界の中で次元を超えた言わば私の世界の中だ。青龍達ですら入って来れない…】




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