私の悩み…




って事は?


私は儀式を済ませ継承者に成った。
そして父は白虎の分身とも言える人…


継承する儀式を行わない限り神は生まれてこないし家族間でのそう言う交わりはないと言う事?


じゃ私が継承しなかったら…



【そう言う事だ…】


父の目は黄色く光輝いた。


私はその黄色く光る目を観て…



白虎は新しい神を私に生めというの?

と聞いてみた。



【あぁ。そうだ。血の契約を交わし契りを躱した以上、私の子供と言うべき神の子をお前に授ける。そしてお前は宿し産む。】


白虎は私にとんでも無い事を言った。



私と父は親子…

子供なんて産める訳がない…

それに血が濃すぎる



そう言うと…



【お前はこの私を誰だと認識してると言うのだ?私は血の神を司る白虎でもあるのだゾ?】


不敵な笑みを観せながら私に言った白虎に私は恐ろしさを覚え恐怖を感じた。



私は白虎に子供を産む代わりに条件があると話した。

白虎は私の話を聞いてくれると言うのでその条件を話した。



『私が高校を無事、卒業し二十歳に成るまで子供は産めないと…。』


黄色い目を光らす白虎に言うと…



白虎の返事は…





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