イジワルな君に恋しました。
*第2章*
幸せな日々
「では、体育祭の種目決めをします」
体育祭実行委員の仕切りで、話が進められていく。
新学期になって、休み明けテストも終わりもうすぐ体育祭。
運動はできないんだけど、体を動かすのは好きなんだよね。
だから、体育祭は好きな行事。
でも、苦手だからあまり走る競技とかはできない。
足を引っ張るだけだからね。
「1人2種目は必須。
前の黒板の種目のとこに名前を書きに来てください。
運動部の人はできるだけリレーとかにお願いします。」
体育祭実行委員の人の仕切りが上手くて、どんどん決まっていく。
私も名前を書きに行くと、家庭科部だからかすんなり希望が通った。