イジワルな君に恋しました。





「本当に?嬉しいな。
じゃあお願いしていいかな?」




私を優しく見つめてお願いしてくる姿に嬉しくなる。


迷惑じゃないってこと?





「喜んで!」




それにお弁当を作れば、必然的に毎日会える。


入試の勉強とかでなかなか会えない日が多くなるから。




学年も違うし、こうゆうことしないと会えないもん。






嬉しくて頬が緩みっぱなしになる。





「ちょっと俺らいること忘れないで」



「ラブラブすぎてこっちが恥ずかしい。
陽菜のこんなに緩みっぱなしの顔、初めて見るわ」





前田先輩と花香ちゃんの声にハッとする。


わ、忘れてた……。





< 127 / 370 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop