イジワルな君に恋しました。
陽菜たちみたいに遠距離にもならないから、会いたい時は基本いつでも会える。
だから不安もあまりないし。
元々あたしが無駄にベタベタするのが苦手ってのがあるんだけど。
「花香〜もう一回」
「もう飽きた。洸佑弱すぎておもしろくない」
「ひどっ!」
ショックを受けたような表情の洸佑を横目に、ベッドに寝転がって寝る体勢に入る。
ゲームばっかして目が疲れたし、少し休みたい。
ブーブー文句を言ってる洸佑の声を目を閉じて聞く。