わたし
帰りの電車を逃してしまった。
タクシー代が痛い…。
バックの中から、部屋の鍵を探していたら、携帯のランプが光っていた。
ユカリ…
「今日はお疲れ。ユウコりんが、井上さん狙いだったみたいで、はるかの事、気にしてたよ~
(笑)
確かにイケメンだったしね。
また、飲み行こうねー」
そうか。井上さんって、やっぱり人気なんだ。
「今日は、ありがとうございました。
今、帰り着きました。また飲みに行きましょうね。
おやすみなさい。」
こんなもんかな…
送信ボタンを押した
玄関を開けたら、バイブが震えた。
「お疲れさま。
こちらこそ、ありがとう!
丁度行きたい店があるから、今度付き合ってよ。
おやすみ」
返事はしなかった。
とにかくダルかった。化粧も落とさずにベッドに倒れた
眠りに落ちる時に浮かんだのは、「制服」を着てる自分だった。
確かに今の私と、目があったはずなのに、私は私に気付かなかった。
タクシー代が痛い…。
バックの中から、部屋の鍵を探していたら、携帯のランプが光っていた。
ユカリ…
「今日はお疲れ。ユウコりんが、井上さん狙いだったみたいで、はるかの事、気にしてたよ~
(笑)
確かにイケメンだったしね。
また、飲み行こうねー」
そうか。井上さんって、やっぱり人気なんだ。
「今日は、ありがとうございました。
今、帰り着きました。また飲みに行きましょうね。
おやすみなさい。」
こんなもんかな…
送信ボタンを押した
玄関を開けたら、バイブが震えた。
「お疲れさま。
こちらこそ、ありがとう!
丁度行きたい店があるから、今度付き合ってよ。
おやすみ」
返事はしなかった。
とにかくダルかった。化粧も落とさずにベッドに倒れた
眠りに落ちる時に浮かんだのは、「制服」を着てる自分だった。
確かに今の私と、目があったはずなのに、私は私に気付かなかった。