私なりの幸せにする方法
そして、長い長い午前の授業が終わって、
約束のお昼休みになった。
「みうちゃん行こー(・Д・)ノ」
どこで食べるんだよ。ここでいいじゃん。
「どこで食べるのー?」
「ここでいっか☆奈々の机で食べよ!」
奈々っていうのね。思い出したわー。
たぶん。
ピロリーン♪
「みうちゃん、携帯なったよ〜」
ん?誰だ?携帯に表示された名前を見ると
龍一か…なんだ?今夜どうとか?
確か今日は…何もなかったはず。
そろそろ幸せになれないのかなこいつも…
なんて思いながら、携帯を開いた。
『もう、この関係終わりにする。
連絡してくんな。』
龍一も幸せになれたんだね。
良かったよ。正直に言うと一番心配してたよ。
でも、私の仕事はこれで終わりじゃない。
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