深夜26時はキミと一緒に、
#5
#5-1
「早苗先生!着きましたよー!」
マンションに着くなり、背中の早苗先生に話しかけた。
しかし、反応がないため早苗先生を揺さぶる。
「あのー、早苗先生~?」
おそらく…ぐっすり寝ているな、これは。仕方なく再び早苗先生を2、3回揺さぶる。
…カッ。
来ない返事の代わりに地面に何かが落ちる音がした。
早苗先生を背中に背負った状態で、何とか地面に落ちたものを拾い上げると、それはカードキーだった。
このマンションのであっているのだろうか、“Room321”とナンバーが刻まれている。
俺がフゥとため息をつくと、冷たい空気に俺の吐息が白く染まった。
「部屋まで連れていけってワケか…。」
「早苗先生!着きましたよー!」
マンションに着くなり、背中の早苗先生に話しかけた。
しかし、反応がないため早苗先生を揺さぶる。
「あのー、早苗先生~?」
おそらく…ぐっすり寝ているな、これは。仕方なく再び早苗先生を2、3回揺さぶる。
…カッ。
来ない返事の代わりに地面に何かが落ちる音がした。
早苗先生を背中に背負った状態で、何とか地面に落ちたものを拾い上げると、それはカードキーだった。
このマンションのであっているのだろうか、“Room321”とナンバーが刻まれている。
俺がフゥとため息をつくと、冷たい空気に俺の吐息が白く染まった。
「部屋まで連れていけってワケか…。」