学校に着くと、

男女お構いなしにうざい視線と
悲鳴に似たような歓声があがり

俺は眉間に皺を寄せて

そいつらを目にも入れず
ガン無視を決めて
屋上に向かった…。





今日からここは俺の居場所になり、
トップとなるべき場所。





俺の中に居る怪物を静めさせられるか
心配なだけであとはどうだっていい…


この時の俺はそう思っていた。




重い足で急かすように歩みを進めた。






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