ゴール裏の女神
今日は高校サッカー県予選決勝戦。
奈緒の高校の県立西高校は公立でありながら県初の優勝、そして全国へのチャンスがかかった一大日なのである。
「奈緒〜!梶山先輩たちなら絶対勝つよね!一年生から三年間ずっと10番を託されてきた人って過去にも未来にも梶山先輩だけだよー!」
巻いた髪をふわふわと揺らしながら背の高い女子生徒が奈緒の隣にやって来た。
「翔子、遅刻ギリギリだよ。」
奈緒は翔子に応援用のメガホンを渡した。
奈緒の高校の県立西高校は公立でありながら県初の優勝、そして全国へのチャンスがかかった一大日なのである。
「奈緒〜!梶山先輩たちなら絶対勝つよね!一年生から三年間ずっと10番を託されてきた人って過去にも未来にも梶山先輩だけだよー!」
巻いた髪をふわふわと揺らしながら背の高い女子生徒が奈緒の隣にやって来た。
「翔子、遅刻ギリギリだよ。」
奈緒は翔子に応援用のメガホンを渡した。