REAL♡LOVE
どうせ家に帰ったって一人だ。
虚しくなるだけだ。
…近くの公園行こう。
あ"ぁあ"!
…たった一人の友達だったのに。
家族に見放されて独りぼっちだった私の、唯一の心の支えだったのに。
誰も、いなくなっちゃった。だれも、だ、れも…。もー!

私は、さっきまでの高いテンションだったのが嘘のように、しくしく泣いた。


「なんで、泣いてるんだ?」

そこに舞い降りて来た、ある人の声。
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