REAL♡LOVE
?side
やっべー!教室に忘れもんした!
いそがねぇと!
ん?
誰か寝てる?アイツは!雨宮莉緒か。
俺の……好きな奴。
まだ気持ちは伝えてねぇけど、いつか伝えるつもりだ。
俺がコイツを気になり始めたのは、中学3年の夏だった。その日、俺の中でただのクラスメイトだと思っていたコイツの存在が変わったんだ。
俺は来週にあるサッカーの試合に備えて
放課後1人でサッカーの練習をしてたんだ。
あの日は真夏で太陽がギラギラしていた。俺はそんな中、帽子も被らず水分補給もしないで、ただひたすらボールを蹴ってたんだ。でも途中であまりの暑さで足元がフラつき、倒れそうになったとき。
コイツが助けてくれたんだ。
フラついて倒れそうになっていた俺の肩を支えてくれ、黙って自分のであろう帽子を俺に被せた。コイツはこの学校の校則を破って私服でくる事がよくあった。だから、この日もそうだったのだろう。大きく、コカ○ーラというロゴが入っている帽子を俺に被せてくれていた。
学校にこんな帽子かぶってくんなよ!と突っ込みたくなったくらいだったが。
やっべー!教室に忘れもんした!
いそがねぇと!
ん?
誰か寝てる?アイツは!雨宮莉緒か。
俺の……好きな奴。
まだ気持ちは伝えてねぇけど、いつか伝えるつもりだ。
俺がコイツを気になり始めたのは、中学3年の夏だった。その日、俺の中でただのクラスメイトだと思っていたコイツの存在が変わったんだ。
俺は来週にあるサッカーの試合に備えて
放課後1人でサッカーの練習をしてたんだ。
あの日は真夏で太陽がギラギラしていた。俺はそんな中、帽子も被らず水分補給もしないで、ただひたすらボールを蹴ってたんだ。でも途中であまりの暑さで足元がフラつき、倒れそうになったとき。
コイツが助けてくれたんだ。
フラついて倒れそうになっていた俺の肩を支えてくれ、黙って自分のであろう帽子を俺に被せた。コイツはこの学校の校則を破って私服でくる事がよくあった。だから、この日もそうだったのだろう。大きく、コカ○ーラというロゴが入っている帽子を俺に被せてくれていた。
学校にこんな帽子かぶってくんなよ!と突っ込みたくなったくらいだったが。