君のために歌う歌
「ひろ?俺はひろだから話したんだよ?」




陽翔は立ちあがり、宙子の髪をふわりと撫でた。

宙子は、陽翔のこういう動きは、アメリカ暮らしが長いからなんだろうなと思った。



「私はヒロの友達かな……?」



宙子は様々な意味を込めて聞いてみた。




「もっとかな。」



陽翔は、様々な意味を込めてそう言った。


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