君のために歌う歌
離された手首の袖を直しながら宙子は言った。
「…何がそんなに嬉しいのか分かんないけど……」
陽翔はただ微笑んだ。
「早く保健室行こう。授業始まっちゃうよ。」
「そうだね。行こう。」
陽翔は大人しく、ニコニコしながら宙子の後をついて歩いた。
(大型犬みたい。)
宙子はそんなことを思いながら保健室へ向かった。
「…何がそんなに嬉しいのか分かんないけど……」
陽翔はただ微笑んだ。
「早く保健室行こう。授業始まっちゃうよ。」
「そうだね。行こう。」
陽翔は大人しく、ニコニコしながら宙子の後をついて歩いた。
(大型犬みたい。)
宙子はそんなことを思いながら保健室へ向かった。