君のために歌う歌
「えっ…と、ごめん、頭が熱暴走中だよ…神様仏様高橋様?分かりやすく説明して…?」




高橋は頭をがしがしとかいて「あーもう!」と言うと話し始めた。




「宙子が今日見た陽翔の彼女らしきものは彼女かどうか分からない!

俺が見る限り陽翔は宙子か好きだ。


俺は宙子が好きだった!

以上!」




高橋は顔から火が出そうだった。





「え、ちょ……ヒロのことはちょっと置いとくとして……好きだったって、いつからいつ……?」




高橋は「だーもう!!」と言って早口で言った。



「さっき話した、小4から、イケメン陽翔が現れるまで!だ!!!」




そう言ってプイっと向こうを向いてしまった。

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