君のために歌う歌
「夏の陽射しは厳しいからね!!ちゃっちゃとやるよ!!!」
郷愛の掛け声で、ヒマワリを背景にしての写真撮影が始まった。
「イーヨーイーヨー可愛いよーちょーっとセクシーに胸元強調してみようか!!」
「マネージャーさん、このカメラマンさん気持ち悪いです。」
「いや、俺は影葉さんのマネなんで。」
3人の掛け合いに陽翔はプククと笑う。
(ヒロって笑い上戸なんだな。)
宙子はチラリと陽翔を見た。
陽翔は宙子のことを見ていたのでもちろん目が合った。
声に出さずに、「かわいいよ」と、口元が動いた。
ボッと顔が熱くなる。
思わず頬を手の甲で触った。
「ほへ?宙子大丈夫暑い?」
ファインダーを覗いていた郷愛は顔をあげた。
「え!ううん、大丈夫大丈夫!」
「ほんと?じゃあ、笑って笑って!」
再びファインダーを覗いた郷愛の後ろで、陽翔が両手の人差し指で口をイーっと引っ張って変顔をしてみせた。
宙子は思わずアハハっと笑った。
カシャッと、シャッターが切れる音。
郷愛の掛け声で、ヒマワリを背景にしての写真撮影が始まった。
「イーヨーイーヨー可愛いよーちょーっとセクシーに胸元強調してみようか!!」
「マネージャーさん、このカメラマンさん気持ち悪いです。」
「いや、俺は影葉さんのマネなんで。」
3人の掛け合いに陽翔はプククと笑う。
(ヒロって笑い上戸なんだな。)
宙子はチラリと陽翔を見た。
陽翔は宙子のことを見ていたのでもちろん目が合った。
声に出さずに、「かわいいよ」と、口元が動いた。
ボッと顔が熱くなる。
思わず頬を手の甲で触った。
「ほへ?宙子大丈夫暑い?」
ファインダーを覗いていた郷愛は顔をあげた。
「え!ううん、大丈夫大丈夫!」
「ほんと?じゃあ、笑って笑って!」
再びファインダーを覗いた郷愛の後ろで、陽翔が両手の人差し指で口をイーっと引っ張って変顔をしてみせた。
宙子は思わずアハハっと笑った。
カシャッと、シャッターが切れる音。