君のために歌う歌
「ねぇ郷愛ちゃん!!今度俺ライブハウスでライブやるんだけど、写真撮ってくれない!?」
そう言うと、陽翔はギターケースの前のポケットを開け、クリップで束ねてあるチケットを取り出した。
「えー、行きたいのは山々だけど、今月もうノーマネーなんだわごめん。」
「お金いらないよ。写真撮ってもらうお礼って事で。」
「よく言うよ金欠だろうバンドマンは!」
「俺、人気だから大丈夫。」
「うわーこれだからイケメンと言うやつは恐ろしいね!!!いいよ行きますよ行きます!郷愛ちゃんのカメラが火を吹くぜ!」
火を吹くのはマズイでしょ、と陽翔は笑いながら郷愛にチケットを渡した。
(いいなあ…私もカメラやってれば行けたのかな…)
宙子は、いやそれは浅はかだな、と思いながら2人を見ていた。
すると、陽翔は微笑んで宙子を見て、ピラっと、その目の前にチケットを出した。
そう言うと、陽翔はギターケースの前のポケットを開け、クリップで束ねてあるチケットを取り出した。
「えー、行きたいのは山々だけど、今月もうノーマネーなんだわごめん。」
「お金いらないよ。写真撮ってもらうお礼って事で。」
「よく言うよ金欠だろうバンドマンは!」
「俺、人気だから大丈夫。」
「うわーこれだからイケメンと言うやつは恐ろしいね!!!いいよ行きますよ行きます!郷愛ちゃんのカメラが火を吹くぜ!」
火を吹くのはマズイでしょ、と陽翔は笑いながら郷愛にチケットを渡した。
(いいなあ…私もカメラやってれば行けたのかな…)
宙子は、いやそれは浅はかだな、と思いながら2人を見ていた。
すると、陽翔は微笑んで宙子を見て、ピラっと、その目の前にチケットを出した。