君のために歌う歌
宙子は、怖かったせいか、泣いたせいか、はたまた陽翔を見たあとに、バーテンダーのお兄さんが注いでくれたコーラのせいか、




普段だったら聞かないであろうに、




「ねぇヒロ……」





陽翔のTシャツの裾を引っ張ると、






「俺のなんだけど、って、どうゆう意味?」





そう聞いた。
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