君のために歌う歌
二人は奥へと進んだ。
一番奥には、宙子、陽翔、郷愛、高橋の四人で撮った写真が等身大に印刷されたパネルが立っていた。
みんな嬉しそうに笑っている写真だ。
いつものテーブルもひまわりの写真と、綺麗な布で飾られていて、その上にラッピングしてあったひまわりの種が入っていたと思われる箱があった。
中にはひとつだけ、種の袋が残っていた。
その脇には、感想ノートと書かれたノートがあった。
宙子はおもむろにめくる。
『ひまわり最高!』
『素晴らしい展示ですね。種いただいていきます!』
『ヒマワリワールド!本物も見たかったなぁ。』
『植物同好会のような大きいひまわりにします!ありがとう!』
などなど、ページ数は少ないが、感動と感謝の言葉がたくさん連ねてあった。
「…育ててよかった。」
思わず声に出して呟いた宙子に、陽翔は腰を抱き寄せた。
一番奥には、宙子、陽翔、郷愛、高橋の四人で撮った写真が等身大に印刷されたパネルが立っていた。
みんな嬉しそうに笑っている写真だ。
いつものテーブルもひまわりの写真と、綺麗な布で飾られていて、その上にラッピングしてあったひまわりの種が入っていたと思われる箱があった。
中にはひとつだけ、種の袋が残っていた。
その脇には、感想ノートと書かれたノートがあった。
宙子はおもむろにめくる。
『ひまわり最高!』
『素晴らしい展示ですね。種いただいていきます!』
『ヒマワリワールド!本物も見たかったなぁ。』
『植物同好会のような大きいひまわりにします!ありがとう!』
などなど、ページ数は少ないが、感動と感謝の言葉がたくさん連ねてあった。
「…育ててよかった。」
思わず声に出して呟いた宙子に、陽翔は腰を抱き寄せた。