君のために歌う歌
「で、宙子はイケメンに惚れちゃった訳?」



高橋が聞いた。



「はぁ?」



宙子は自分でも酷いなと思うような冷たい声を出した。




「昨日初めて知って、すぐ好きになる訳なくない?」



それは自分に言い聞かせるようだった。



「でもイケメンなんだろ?俺だったら相合傘されただけで惚れちゃうね~。」



「ハイ!私は今日初めて見たけど好きであります森山大尉!」



「何で位あがってるのよ郷愛…」
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