君のために歌う歌
「まぁ、イケメンてのはイケメンだからな。気をつけろよ。」
高橋は意味深なことを言って宙子の肩をポンポンと叩いた。
「よ、余計なお世話よ。」
その手を払いのける。
「申請書の締切は明後日、明々後日の17時30分からC組で説明会があるから、代表でもメンバー全員でもいいから来ること。
分かった?」
「はーい。」
高橋は気の抜けた返事をした。
「メンバーの名前全部漢字で書ける気がしねぇからまた明日持ってくわ。」
「はいはいよろしくね。」
高橋は鞄を肩に背負った。
「宙子はまだ帰らねえの?」
「郷愛がそろそろ戻ってくると思うから。」
「そっか、じゃあ、気をつけて帰れよ。」
高橋はドアを開けっぱなしで帰っていった。
郷愛は完全退校時間の19時ギリギリに、汚れた制服で戻ってきた。
宙子は、陽翔の話も高橋の話もせず、郷愛が撮った写真を見せてもらいながら下校した。
高橋は意味深なことを言って宙子の肩をポンポンと叩いた。
「よ、余計なお世話よ。」
その手を払いのける。
「申請書の締切は明後日、明々後日の17時30分からC組で説明会があるから、代表でもメンバー全員でもいいから来ること。
分かった?」
「はーい。」
高橋は気の抜けた返事をした。
「メンバーの名前全部漢字で書ける気がしねぇからまた明日持ってくわ。」
「はいはいよろしくね。」
高橋は鞄を肩に背負った。
「宙子はまだ帰らねえの?」
「郷愛がそろそろ戻ってくると思うから。」
「そっか、じゃあ、気をつけて帰れよ。」
高橋はドアを開けっぱなしで帰っていった。
郷愛は完全退校時間の19時ギリギリに、汚れた制服で戻ってきた。
宙子は、陽翔の話も高橋の話もせず、郷愛が撮った写真を見せてもらいながら下校した。