彼と私の事情
1
眠りにつけないまま日が昇る。

薄暗かった部屋が明るくなり、
諦めてベットから体を起こした。

一人にしては広いセミダブルベット。

元々一人ではなかったからここにあるベット。

「…朝だなぁ…」

うーん、と、背伸びをして
服を着替えて朝食の準備をする。

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