彼と私の事情


「じゃ、いってくる。」

「いってらっしゃいー!」

今日から2泊3日の出張にいく主を見送って、
私はこれから一仕事を行うことにしていた。

この時を待っていたのだ。



立川さんが好きなら。
立川さんが何に囚われているのか。
何であんなにうなされていたのか。

私が助けられるのか。

出来る限りのことはしたい。

それが結論だった。

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