神が奪ったモノ


「そんなわけないでしょ。
あたしだって料理位できるんだから」


「じゃあ作ってみなよ。俺とロリエッタ、どっちが旨いか勝負しようぜ」

「いいわよ。泣いても知らないからね」


「誰が泣くか」


二人はいつもの様にギャイギャイと騒ぎながら、その後の食事を楽しんだ。


それは残りの少ない時間を楽しむ為、思い出を作るため、ずっと二人は笑いあった。










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