甘いオフィス
ドキドキした私がまるで馬鹿みたいじゃないか!?
「ま、まだ仕事があります!遊ばないで下さい!」
私が怒鳴ると、パッと手を離す
それでもいつも通りにニヤリと笑った係長に苛立ちがとまらない。
そんな私を横目に机の端に腰を下ろす
「あのさ、宮地」
「何ですか…」
勢いで立った席に静かにすわる。
「宮地ってさ、俺の事、好きなわけ?」
「…っ///」
何故か、俯いてしまう私。
自分に腹が立つ
好きなわけないのに…。