大嫌いな幼なじみと再会した場合。

同窓会






-そんな日々が1年半以上続いたある日




小学校からの友達である深雪(ミユキ)が嬉しそうに私の席に来て言った。



「ねぇ、恵麻!

今度小学校の同窓会やろうと思ってるんだけど、恵麻も来る?」


「同窓会!?」



その瞬間思い出すのはやっぱり彼のこと。



「そう。恵麻、中学になっても全然新しい恋しないんだもん。

なんならもっかい真田と二人にしてあげようか?」


「み、深雪!!」



深雪には告白のときに背中を押してもらったりした。


結局出来なかったけど……。





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