夜ー闇に隠された瞳の奥ー



ーーーーーーーーー


「よし、選ぶぞー!」



今はショッピングモール。水着買うためにね。



龍太は買う気満々。



てか、誰も持ってねぇのかよ。


このテンションだと、毎年行ってそうだけどな。



「……誰も水着持ってないの?」


「………うん。毎年、いろんな事があるからねぇ。」


治矢はそう言って眠たそうに欠伸をして私に抱きついてきた。


私は頭を撫でてやる。



「………みずなも選ぼ」

「ん」


そうして私たちは水着を選び始めた。



< 117 / 587 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop