夜ー闇に隠された瞳の奥ー
ブロロロ……………
「………よし、」
私は酸素を肺にたくさん取り入れて、バイクを発進させた。
ーーーーーーーーーー
「………ここか。」
骸の倉庫の前に着き、ばれないところにバイク止めた。
中からはギャーギャー聞こえる。
ここは動物園かっての。
猿とかいそう。
「………ふぅ」
乗り込むか。
私はドアの前まで行き、思いっきりドアを蹴り倒した。
バァァン!
倉庫内が一気にシンとする。
私は口角を上げて一言。
「こんばんは、骸のみなさん。潰しにきましたよ?」