夜ー闇に隠された瞳の奥ー






ーーーーーーー






ブロロロ……





「……みずな?」





倉庫に着くと治矢が外に出ていたらしく、私の方に来た。




「……おはよう、治矢」





私がそう言うと治矢は微笑み、「待ってたよ」と言って抱きついてきた。







私は頭を撫でてやる。





「………ごめんな」





私の呟きは、治矢に聞こえただろうか?













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