夜ー闇に隠された瞳の奥ー
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「みずなっ!」
「昨日ぶりです」
「……座れ」
二階の部屋に入ると、龍太、直気、夏がいた。
一階には、下っ端くん達はいなかった。
学校?
真面目だな。
私はソファに座った。
一緒にきた治矢も座る。
「……本当だったんだね」
龍太が口を開く。
なにが、本当?
「その姿。スーツってことは、本当に組の人なんだね」
「まぁ、あの喧嘩の強さでも頷けますが」
直気も続けて言う。
「……まぁ、うん。隠してて、ごめん。許してもらおうなんて思ってないよ。」
私がそう言うと、一気にしんと静まった。