夜ー闇に隠された瞳の奥ー




「それじゃあね。もう、帰ってこないから。」




母はそう言って金を机に置き、家を出て行った。






俺が中1の時だった。




身内もいなくて、行くあてもない。





風邪も引いていて動けない。







俺は、孤独になるのか。







と思った。










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