夜ー闇に隠された瞳の奥ー




「わかんないや」


私はそう言って自分の足を抱える。



くしゃ、



不意に、夏に髪をくしゃりとやられる。



「なんだよ」



私は夏の手を掴んだ。




夏は黙ったまま私の髪を掬う。



私はもういいや、と思い夏の手を離し、欠伸をした。



眠。



そういや最近、忙しいし、鈴木のこととかいろいろあってちゃんと寝れてないかも。






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