夜ー闇に隠された瞳の奥ー



「……寝れば?」



夏が私の頭を撫でながら言う。



私は首を振る。


呑気に寝てらんない。


いつどこで何があるかわかんないし。


本家ならまだしも、学校で寝らんない。



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