夜ー闇に隠された瞳の奥ー
ーーーーーーーー
「うるさくすんなよ」
夏がそう言ってソファにドカンと座る。
おぉ、何様夏様総長様。
「みずな、龍太の事お願いしますね」
直気はそう言って笑った。
目笑ってねぇ。
そうか、毎年龍太の勉強は直気が見てあげてたんだな。
直気をこんな顔にさせるとは、龍太どんだけやばいんだ、この野郎。
「………わーい、寝るー」
おやすみなさい。
治矢くん。
「うしっ!やるぞ!」
龍太、どんだけゲーム欲しいんだよ。