夜ー闇に隠された瞳の奥ー



てか、一番後ろって私じゃん。



面倒くさいな。



私は渋々立つと、みんなの解答用紙を集めた。






「ほい」



尚夏に渡す。



「おう。てかお前、寝るの早すぎ。まぁ予想はしてたけど。」



「いや、あれ私じゃなくても楽勝だって。小学生レベルだし」



「わかってねぇな。この学校の奴が高校生レベル出来ねぇから仕方なく小学生レベルなんだよ」



いや、ドヤ顔で言われても困る。



中学生ぶっ飛ばしてるし。





「まぁ、どっちでもいいや。」




私がそう言うと尚夏はみんなの解答用紙を集めると私の頭をくしゃっとして教室を出て行った。







さてと、帰るだけかな。








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