夜ー闇に隠された瞳の奥ー



ーーーーーーーー



翌日、学校に来ると龍太だけいた。



なんで?



「あ!みずなおはー!」


龍太が子犬みたいに近づいてくる。



「はよ。みんなは?」




龍太一人でいるところ初めて見た。





「あぁ、なんかご飯買いに行ったよ?俺は常備してるからね!」




なるほど。納得だ。




「みーずな、暇だから散歩しよ!」




散歩…?



「どこを?」


「学校!」



……なにその学校探検みたいな。



「ほら!行こ!」





龍太がそう言って手をぐいぐいと引っ張るのでなぜか龍太と学校探検?することになった。









< 295 / 587 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop