夜ー闇に隠された瞳の奥ー




夏………



「まぁ、これが私だからね。仕方ない」




変えることのできない事実ってやつ?





私はそう言って夏のように口角を上げた。








「ふっ……変なやつ」





夏はそう言って私の頭をぐしゃりと撫でた。














あ、そういえば。






「ちょっと着替えてもいい?」





さすがにココで男装はやだなぁ。






「おう」



「いーよ!」

「うん」

「大丈夫ですよ」





「ありがと」





私はみんなに部屋の前で待っててもらって高速で着替えた。







部屋に入れてあげたいんだけど、一応ここは組の情報とか、いろいろあるからね。











< 379 / 587 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop