夜ー闇に隠された瞳の奥ー




ーーーーーーーーーー




「じゃあ、そろそろ帰ります」




夏がひと段落ついたところでそう言って立ち上がった。




「そうですね」



「………9時だ……」



「むー、残念!」




みんなも、ブツブツ言いながらも立ち上がった。




「みんな、ありがとな」





菜月はそう言って笑って手を振った。




「じゃあ、失礼します」




夏がそう言ったら、みんなも同じように言って部屋を出た。




「送ってくるな」



「はい」




私もそう言って夏たちに続いた。








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