夜ー闇に隠された瞳の奥ー
まぁ、あと丁度12時間後に抗争があるわけだ。
まだ12時間後だってのにみんなバタバタしてる。
全然時間あるのに。
「ご馳走さん」
誠が食べ終わったらしく、キッチンに食器を持っていった。
「ふぁ………」
寝みぃ。
寝よっかな…。
と、わたしがウトウトし始めた時。
「みずなー」
流の声がした。
「みずなー、あ。いたいた。」
流が部屋に入ってきた。
「なんだ」
「ちょっと仕事してくれねぇか。鈴木と白夜。一応今日だからな」
調べろってことか?
「わかった」
私はそう言って立ちあがり、パソコンのある部屋に向かった。