夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「なるほど。ありがとな。」
流はそう言って机に私の水を置いた。
……前から思ってたんだけど、私へのご褒美みたいになってない?この水。
ぶっちゃけ私この水あんまり好きじゃないからね。
そう思いながらもさすがに飲まなきゃ流に殺されるから飲む。
「さて、そろそろ6時だ。俺たちはメシ軽く食ったら行くから誠と大人しくしてろよ」
流はそう言って私の水肩揉みをやめた。
「はーい」
なんてな。
だれが大人しくしてるかよ。