夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「なんかその格好久々」
「お前もな」
「…」
誠、感じ悪。
「ったく。バイクはあんのか?」
誠はそう言って何処から出したのかおにぎりをだして食べ始めた。
「あるよ。」
こっち来る時持ってきたし。
「ならいい。」
「ん」
今は7時半。
そろそろ行かないとな。
「よし。おにぎり食い終わったから行くか」
あ、誠のおにぎり待ちだったのね。
「バイク準備するぞ」
「おう」
そうして私たちはバイクの準備を始めた。