夜ー闇に隠された瞳の奥ー






……それが、樹永伊波くんだった。


私たち3人はすぐに仲良くなり、休み時間になるたび遊んでいた。



伊波くんは近所に住んでいる子供。



最近こちらへ引っ越してきた。


私と同い年。






ロシアのクォーターでね、伊波くんも目が黒じゃない。


私のことも気持ち悪がらなかった。



それが、どんなに嬉しかったか。





私たちがこの公園で遊んでいるのを見て、来てみたらしい。











毎日、何をして遊ぼうか。



何をしようか。






そんな会話さえ幸せと思った。









< 543 / 587 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop