夜ー闇に隠された瞳の奥ー








パタン………







夏は部屋の静かに部屋のドアを閉めると私の腕を上げ離した。





「夏…………?」






どうしたんだ。












「まだ、」












夏は私のベッドに座りながら話し始めた。












「まだ罪悪感っての?残ってるか」












………罪悪感………。






















「……そりゃ、全部なくなったわけでない」


















私はそう言って目線を下に落とした。














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